WORKS
Hさんの食器棚
Yamazakura wood cupboard
「ヤマザクラでおつくりしました」
以前よりご相談いただいていた食器棚を、 このたびヤマザクラでおつくりしました。
思えば、ここまでの道のりは杉の椅子から始まっています。
こちらの記事です。
そのあと、ご主人の仕事がしやすいようにと杉の書類整理棚をつくり、 少しずつ暮らしの“使いやすさ”を整えてきました。
小柄な奥さまの“手の届く範囲”を大切にしながら、 細かな寸法を何度も一緒に確かめてきたのも、この頃からです。
「腰をかがめるのがつらいから、下の引出しはあまり使わないと思います」 そんなお話もしてくださったので、 少しでも楽に使えるように、そっと手を添えられる高さと形に。

引出しの引手も、用途に合わせて少し変えました。 一升瓶をしまう大きな引出しは、重くても負担にならないようにつかみやすく。 レールの滑らかさにもこだわっています。

大切にしている茶器や器の居場所を考えていくうちに、 自然と、どこか可愛いスケール感の棚になりました。

とても気に入ってくださり、 「次は〇〇をつくりたいわ!」と笑顔で話してくれた奥さま。 その言葉が、何よりうれしかったです。
少しずつ整っていく暮らしの中に、 この食器棚も新しく仲間入りしました。 すっと溶け込んで見えたのは、 ここまで積み重ねてきた時間が確かなものだったからかもしれません。
家具制作&一級建築士事務所
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