WORKS
ゲストハウス の扉
Oak & Glass Door
「母が通ったこの場所で、今度は私たちが誰かを迎える番」
若い頃から八ヶ岳に通い、山歩きや畑仕事を楽しんでいたのはKさんのお母さまでした。 そのたびに泊まっていたのが、顔なじみのオーナーが迎えてくれる決まったゲストハウス。
長い年月の中で育まれたご縁が重なり、 今ではその場所を娘さんであるKさんが引き継ぎ、 母娘で新しいゲストハウスとして運営していくことになりました。
オープンに向けて、水回りを整え、壁紙を替えたり、これから訪れる人たちを迎える準備を少しずつ進めていく日々。 その中でも、エントランスのドアは大きな悩みどころだったそうです。
そんな時、イベントに出店していた私たちのブースに、ふと足を止めてくださったKさん母娘。 工房のエントランスドアを大変気に入ってくださり、 新しいゲストハウスの入口をつくるお手伝いをさせていただくことになりました。

引手のレバーハンドルは、堀商店のものを選びました。
→堀商店 HORI LOCKS
お母さまが暮らしていたご実家の玄関ドアにも堀金物が使われていたと伺い、その話がとても印象に残りました。
家の記憶に寄り添ってきた金物を、次の暮らしにもつなげていく。
そんな流れが自然に感じられ、Kさん母娘からも「ぜひ」とのことで、今回の建具にも堀金物さんのレバーハンドルを選びました。
素材の質感や仕上げの丁寧さはもちろん、長く続く老舗ならではの安心感があります。これからも残り続けてほしい会社のひとつです。

ガラスの框戸と網戸には、ナラを選びました。
標高の高い八ヶ岳の景色によく似合います。
ゲストの方が、日常からほんの少し離れた時間を感じられるように。
そんな願いを込めて、この木を選びました。


把手の押板にはケヤキを使い、手に触れたときにふわりと温かさが伝わるよう、少し丸みを持たせています。

とても気に入ってくださったKさん母娘。
お伺いするたびに、変わらないあたたかさで迎えてくださいます。
その時間がうれしくて、八ヶ岳に行く折にはつい立ち寄ってしまいます。
家具制作&一級建築士事務所
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